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街頭配布をプランニングするための基本的な考え方とフローを紹介!

街頭配布をプランニングする際に整理する10項目

 
ある企業の商品やサービスを訴求することを目的とした街頭サンプリングをプランニングする際、まず下記に挙げた10項目の情報を整理します。
 


 

1.ターゲット属性(性別/年代/職業)

 
商品やサービスの対象となる属性を明確にします。ターゲット属性は下記の3つの指標に分解して考えます。
 
性別 :  男性、女性
年代 :  10代、20代、30代、40代、50代以上
職業 :  サラリーマン、OL、主婦、学生

2.シチュエーション


商品やサービスを告知したい「ターゲットの気分・モード」を検討します。特にサラリーマンやOLをターゲットとする商品の場合、通勤時の「今日も頑張ろう」という気分で受け取るのと、1日の仕事が終わってリラックスしている気分で受け取るのでは、受け手の印象が異なります。また、休日などのオフのモードで情報を受け取るのも平日とは違った効果になります。

シチュエーション :  オンシーン(通勤通学時)、オンシーン(ランチ時)、オンシーン(帰宅時)、オフシーン

3.時間帯

 
2のシチュエーションを決めたら必然的に1とも連動してきますが、狙いたいシチュエーションを決めたら必然的に街頭配布を実施する時間帯も決まってきます。通勤時であれば「平日の朝」、ランチタイムは「平日の昼」、帰宅時は「平日の夕方~夜」、オフシーンを狙う場合は必然的に「休日」の実施となります。また、主婦の買い物シーンを狙う場合は「平日の午後一から夕方」という時間帯が最適です。
 
時間帯 :  平日(朝)、平日(昼間)、平日(夕方~夜)、休日(日中)、休日(午後)

4.配布エリア


次に検討するのがエリアです。商品やサービスが流通しているエリアが前提にはなりますが、全国が対象の商品の場合、エリアを絞って実施していく必要があります。例えば、首都圏/東名阪/7大都市等の人口が多い場所で実施するのが一般的です。あるエリアの中でも、都市部なのか郊外かでもアプローチできるターゲットが異なります。
また、街頭配布は人の流れが多い鉄道の駅周辺で実施することが多いため、郊外の車社会の都市では配布の効率が悪くなる場合があります。

エリア :  東京のみ、首都圏、東名阪、7大都市、都道府県、都市部/郊外等

5.配布物


配布物の検討は重要です。配布物によって配布効率が極端に変わります。商品の試供品(サンプル品)を配布する場合は多くのターゲットに受け取ってもらえますが、リーフレットなどの印刷物のみの場合はなかなか受け取ってもらえません。リーフレットに簡単なノベルティをセットにするだけで格段に配布効率があがります。また、配布物が複数点数ある場合は、PP袋などに封入(アッセンブリ)して1点にまとめることをお勧めします。例えば、サンプル品と小冊子などの2点を配布する場合、冊子だけその場で捨てられてしまうケースが発生します。

配布物パターン :  ①試供品(サンプル品)+リーフレット(小冊子、チラシ等)、②リーフレット(小冊子、チラシ等)+ノベルティ、③リーフレット(小冊子、チラシ等)のみ

6.配布状態(常温・保冷)


主に飲料や食品などの配布の際、常温状態での配布か、保冷状態の配布かがポイントとなります。特に飲料は、冷えた状態で配布すればすぐに配布ターゲットに試してもらえるというメリットがあります。ただ、保冷配布のためには現場に保冷車を持ち込む必要があり、その分コストがアップします。
アイスクリームなど常温配付が不可能な商品では、冷凍でのサンプリングが必須となります。
また注意点として、飲食物のサンプリング(配布)は管轄警察署によって可否が分かれますので、都度警察署への確認が必要となります。
(本サイトでは、配布ポイントごとの飲食物の配布可否を記載していますので是非ご参照ください)

配布状態 :  常温、保冷、冷凍

7.配布数


予め配布予定数が決まっていれば、その数に合わせた街頭配布プランを構築することができます。プランニング段階でまだ配布数が決まっていない場合は、上記の1~6の情報をもとに対象となる配布ポイントと運営体制を検討してプランニングすることが可能です。


8.実施予算


予め予算が決まっていれば、予算に合わせた街頭配布プランを構築することができます。プランニング段階でまだ予算が未確定な場合は、上記の1~7の情報をもとに対象となる配布ポイントと運営体制を検討してプランニングし、費用を算出致します。



 
 
 
 

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